勇者日誌１３

この記事はフェクションです。
実際の人物、団体、その他もろもろとは関係ありません。
また、まれにくしゃみが出ることがありますが、一切の責任を負いません。

＜前回までの流れ＞
１月１４日
イカツイ短パンのおっさんをさんざん犠牲にし、レベル４８まで上がったので、今日から本格的に旅に出ることにした。
あいかわらずモンスターが超強ぃけど、イカツイ短パンのおっさんが戦闘不能になるのが３回に１回になった。
戦士もじいさん亜種もギガ強い。
けど、俺もメガ強い。
イカツイ短パンのおっさんまだレベル２（笑）。

とりあえず、となり町に行って見た。
何このスライム軍団？
俺の一撃の１匹ぶっとばして、それに周りがぶつかって。
ボーリングみたいに倒れてく。
これぞ一撃必殺、超快感なんスけど。

町の入り口で、となり町の勇者一行と偶然会った。
どうやら年末に内定していたらしく、２週間前から周辺でレベルアップしながら少しずつ行動範囲を広げているらしい。
レベルを聞かれたんで、テキトーに８と言っておいたら、｢俺、９。分からない事とか困ったことがあれば頼って良いよ｣とか急に先輩面しだした。
ホントは４８なんスけど。　すんませーん。
＜以上＞

１月１５日
前に説明の通り、イカツイ短パンのおっさん（レベル２）は自分の布団でしか寝れない派なんで、昨日の晩、俺（レベル４８）、ハリセン戦士（レベル９６）、魔法じいさん亜種（レベル９８）で強制的に寝かしつけた。
イカツイ短パンのおっさんを寝かしつけた後、レベル設定が気になったんで聞いてみたけど、レベル９９が最大で、経験値の振り分けは自由らしい。
二人とも上限ギリギリなんで、全部俺に献上していたらしい。
ちなみにイカツイ短パンのおっさんは戦闘終了時に戦闘不能なんで強制的に除外されるとのこと。
ざまぁ（笑）。

というところまでが昨日の晩の話なんだけど（更新し忘れてた）、今朝になってもイカツイ短パンのおっさんが起きてこない。
首が１８０度回ってる以外普通なんだけど。

とりあえず掲示板と知恵袋に現状相談しておいたけど、まとめた意見が｢疲れてんだろうから寝かしとけ｣で決まった。
行き先を書いたメモと１週間分の宿代をおいて出ることにした。
イカツイ短パンのおっさん、宿屋なう。