2011/04/05

勇者日誌4

この記事はフェクションです。
実際の人物、団体、その他もろもろとは関係ありません。
また、まれにくしゃみが出ることがありますが、一切の責任を負いません。

<前回までの流れ>
1月6日
いつものようにブログの更新していたら、王様から「明日来て」というコメントをいただいた。

だりぃ。

コメント返すのもダルイから、削除してやった。
そしたら、部下に命令したのか、100件も「明日来て」コメントが入ってきた。

6件に1つは「明日切れ」になってた。
確認してから遅れ馬鹿。
<以上>


1月7日
家の前に兵士が20人くらい押し寄せて、城まで拉致?連行?された。
どうしよう。

イカツイ短パンのおっさんと、裸エプロンのじいさんと、俺と、4枚くらい重ね着したじいさんと、6歳くらいの子供が王様の前に並べられてる。
両隣は温度差ありすぎだ。

このメンツじゃ、イカツイ短パンのおっさんに頑張ってもらうしかない。
俺が選ばれないように頑張れ、イカツイ短パンのおっさん。

王様が床につきそうなくらいのローアングルから1人1人眺める。
何でこんな変態が王様やってんだか。

「皆のもの、勇者になってほしいものを指差せ」

王様の有難いお言葉に従って、俺はイカツイ短パンのおっさんを指差した。
じいさん2人と子供は自分を指し、イカツイ短パンのおっさんは俺に向かって両手を広げてきた。

もしかして・・・

「10票か、ふむ・・・決まったの」
勇者任命以外仕事がない王様のくせに、ニタニタ笑いやがって。
王様とイカツイ短パンのおっさんの御乱心タイムだ。

0 件のコメント: