2011/06/15

勇者日誌35

この記事はフェクションです。
実際の人物、団体、その他もろもろとは関係ありません。
また、まれにくしゃみが出ることがありますが、一切の責任を負いません。
明日への活力、ユニ◎ース。

<前回までの流れ>
2月7日
ひと山越え、次の山に行く途中、となり町の勇者一行と遭遇。
偶然、流星群が自分たちのテントに突き刺さったことを小一時間話された。

「凄くない? ねぇ? 不幸体験だけど、これぞ勇者の冒険、世界を救う日々の出来事って感じしない? もしかしたら、俺達にびびった魔王の不意うちかもね。」とか。

ごめん、人為的流星群ってのは当たってるけど、それやったのはウチのじいさん亜種です。
“あの頃はよかった”話で皆凹んで、さっさと寝よかって言ってるところにアナタ方の馬鹿笑いが聞こえてきたもんで。

あっちはGPSで相変わらず迷いなく突き進み、こっちは知恵袋で聞きながら進む。
とりあえず、知恵袋じゃ物足りなくなってきたので、掲示板に“迷子なの”“道案内頼む”“山の歩き方知らない?”“【やばい】山道教えて【遭難】”スレッドを立てておいた。

中腹くらいまで?来たはずなんで、今日は野宿します。

(^Δ^) < おやすみ~★
<以上>


2月8日
起きたら山アリゲーターに囲まれてました。
そして掲示板のスレッドが削除されてました。

管理人が荒らしか何かと勘違いしたようです。
そうこうしてる間に、じいさん亜種がツィッターで道順を聞いてくれてました。

情報源はとなり町の勇者一行です。
彼らはもうすぐ山を越えられるそうです。

(^ω^) < ××すればいいのに~

とりあえず、頂上ついたところで恒例の野宿です。
野郎3人で華のない野宿です。

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