2009/06/28

バイオサザウェさん

「ただいまー、今日教室でパンツ無くなっちゃってねぇ」
「がぁ゛あ゛づぅ゛う゛ぉ゛お゛お゛」
「うわ、姉さん、な…」

(グイッ)
「うわわ、甚六さん!」
「危ないとこだったね、カツオ君」
「何があったの?」
「うちも僕以外あんな風になっちゃってて、慌ててこっちに来たんだよ」
「え? じゃあ、伊佐坂先生も?」
「うん、今『かゆうま日記』を執筆してるとこらしいよ」
「もしかして、浮江さんも…?」
「あぁ、うん。 ノリスケさんと色んな意味で食い合ってたよ」
「ちょっとノリスケおじさん始末してくる」
「危ないよカツオ君!!」

「だって浮江さんが食べられちゃう…」
「それより、どうやったら事態を収拾出来るか考えないと!」
「ノリスケおじさんの頭 蹴飛ばしたら収拾するよ」

「僕の分析だと、親ゾンビがいて、それを退治すれば元に戻るはずなんだ」
「僕の分析だと、浪人生ゥン十年やってる甚六さんのいうことは当てにあらないはずなんだ」
「僕にはT大入学という目標があるからね、こんなとこでゾンビやってるわけにはいかないよ」
「甚六さんにT大は荷が重すぎるよ、あと50年したら全大学定員割れ時代が来るかもしれないから、それまでゾンビやってた方がいいよ」

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