2008/11/25

五重塔(スピーチ用)

※会社や学校でのスピーチ、京都旅行のミニ知識として使用して下さい。
五重塔はもともと仏舎利というお釈迦様の遺骨を祀るための建物でして、その建築技法の中でも特に良く知られているのが、真ん中に長い柱を一本立てて、その周辺を空けることで吹き抜けにし、地震の際に揺れに逆らうことなく柱を軸にしつつ受け流すことから耐震性に優れ、近代高層建築にも応用されています。
また、塔の天辺にある避雷針のようなものは、相輪(そうりん)というもので、ここにお釈迦様の遺骨があるとされているのですが、この相輪の輪は実は奇数が原則で、7や9といった数が一般的です。
ですが、京都に1つだけ8個しかなく、偶数の寺がありまして、我が恩師曰く「お前一つ足りひんぞ、ははは。 じゃアカンねんぞ」とのことです。
日本唯一の偶数とのことですので、是非探してみては如何でしょうか?

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