2008/10/17

怖い話2

A「突然ですけど、秋ですねー」
B「また突然ですねー」
A「ねー、でもね。 やっぱり秋と言えば食欲の秋・芸術の秋・恐怖の秋ですよねー」
B「え? 今、何か変な秋混ざってなかった?」
A「え? ほしのあきのことですか? そりゃ人名だっつーの! ね!?」
B「違う違う違う、いろいろ違いすぎて何からツッコんでいいのかわかんないよ」

A「それでね、ここで自分で考えた話を発表したいんですよ」
B「また? お客さん引いてるよ?」
A「あるところにCさんがいました。」
B「あ、始まっちゃったよ。 何でだろうねー」
A「Cさんは最近転勤することが急遽決まり、会社近くの古いアパートに住むことになりました。」
B「それ前に言ったやつと同じ設定だよ」

A「と思わせておいて、高級マンションに住むことにしました。」
B「さっきのアパートは何だったの? 何その小細工?」
A「早速ゾンビみたいな顔を直そうとカップ麺を食べ始めました。」
B「だから何でゾンビ顔って失礼な事言うんだよ、Cさんに謝れ」
A「カップ麺を食べていると、突然カップの底から気泡が発生し、ゴポゴポと音を立てました。」
B「お、来た。 規模が小さいけど、こっからが恐怖だね。」

A「Cさんは構わずスープまで飲み干しました。」
B「気にしろ! 多少は気にしろ! 何かなってんのに食うなCさん」
A「後日Cさんは気分が悪くなりました」
B「ほら見ろ、どうせ呪われてそうなったんでしょうが」

A「飲み過ぎです。」
B「そっちかよ! 完全にフツーの話じゃねーか!」
A「スープに酔ったと言って倒れました。」
B「酔わねぇし、スープに酒でも入れたのかよ!」
A「そのままCさんは帰らぬ人となってしまいました」
B「スープ飲み干しただけで死ぬわけないでしょうが」

A「ヒゲの悲劇…」
B「ヒゲ関係ない! もういいよ、どうも有り難うございました」

~END~

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