A「突然ですけど、夏ですねー」
B「突然すぎる上に秋入っちゃってるよ」
A「いやいや、でもね。 やっぱりまだ残暑厳しいと思うんですよ」
B「あぁ、そだね。 9月はまだ暑いね」
A「そこでね、今 怖い話にハマってるんですよ」
B「手遅れ気味だけど、まだギリギリセーフだね」
A「それでね、ここで自分で考えた話を発表したいんですよ」
B「ここで? 誰も食いつかないって」
A「あるところにCさんがいました。」
B「あ、始まっちゃった」
A「Cさんは最近転勤することが急遽決まり、会社近くの古いアパートに住むことになりました。」
B「お、何かありそうだね」
A「家賃は共益費込み水道使い放題で4万2700円」
B「そんなミニ情報要らない、ってか明らかに”死にな”じゃん」
A「早速ゾンビみたいな顔を洗おうとシャワーを浴びました。」
B「Cさんにすっげぇ失礼だヮ、ゾンビ顔って」
A「シャワーを浴びていると、突然排水溝が詰まり、ゴポゴポと音を立てました。」
B「お、来た。 こっからが恐怖だね。」
A「Cさんは排水溝に何が詰まったのか調べたところ、長い毛が大量に落ちていました。」
B「うわー、長い髪。 ホラー映画の定番だ」
A「Cさんの髪は長さ5cm程度のショートですので、この20cm以上ある毛はCさんの髪ではありません」
B「わかった、髪の長い女性の幽霊が現れるんだ」
A「なんとCさんの長いヒゲがポロポロ抜け落ちていたのです」
B「何で20cmもヒゲ伸ばしてんの!? 普通ここは霊でしょ!」
A「Cさん自慢のヒゲが零(レイ)本になり、ショックで失神してしまいました」
B「そこまで大事だったの? ねぇ」
A「そのままCさんは帰らぬ人となってしまいました」
B「何でヒゲが全部抜けたのか知りませんけど、そこまでのショックじゃないでしょうが」
A「ヒゲの悲劇なんだから、そのくらいインパクトがないと食いつきませんよ」
B「上手いことダジャレにつなげんな、どうも有り難うございました」
~END~
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