SYUUKATU ＩＳ BLUE

※ラルク・アン・シエルの「DIVE TO BLUE」に似ていますが、別物です。
※実体験ではありません、また、内定を狙うなら絶対真似しないで下さい。
　　　　　　　　　　　　　　　
「大企業しか 受けない」
誰かほざいた
「マイナーな企業とかも受けてみようよ」
落とされる危険性
「最初っからこの企業とはご縁なんてなかったんだよ」
履歴書に誇張入れて
バレないように定年迎えたい

どこまでも果てなく書類で落とされ
新しい履歴書書き始める
志望理由特になくて焦りまくるけど
書き始めた理由は消せない

良い志望理由なんて答えは無いさ
支離滅裂な理由　神も理解できない
埋まる空白増えていくほど
書き間違いイラだち修正液使うよ

どこもかしこも堕ちてくけど
御社だけは僕を落とさないで

見たことないメールに導かれて
面接会場に乗り込んだ
試験開始時間よりも3時間早く着き
受付お姉さん困らそう

定められた服装を守らず蝶ネクタイでウケ狙う

今も今も覚えている
会議室に入った時の面接官の表情を

どこまでも恥ずかしい空気をまとい
１対１の面接が始まる
志望理由思い出せなくて焦りまくるけど
”あなたがちゅきだから”でその場しのぐ

面接官の「もういいです」で話止められ
「まだまだ大丈夫です」で繋げる
「最後に質問はありますか」と聞かれたので
「ぶっちゃけ年収いくら」と返しといた

次の面接まで暇だからパチンコでもしてよう